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丸洗い・洗い張りってな~に?

 年末になり大掃除等でお忙しいと思います
たまには着物達の様子も見てやってください
あかねやは着物着る方応援店として洗い物を格安で承っておりますが、この頃カビの相談が増えてきました、タンスに何年もしまいぱなしておきますとカビが発生します。

先日も「このシミなんですか?」 と持ち込まれました
多くの原因がカビです

 軽いものは丸洗いで大丈夫ですが、出来れば洗い張りにされた方が良いです・・とアドバイスすると、「洗い張り!・丸洗い!ってなんですか?クリーニングの事ですか?」と良く聞き返されます。
皆さんは御存じですか?

まず着物のほとんどは絹製品でさらに金箔や刺繍など様々な工芸品でできてますので一般のクリーニングでは事故やトラブルが多いのです
100万円の留袖が縮んだとか、キセが無くなったとか・・

着物を洗うのは<京洗い>と言います
その中で着物のまま洗うのを<丸洗い>
着物を解いて一枚の生地にして洗うのが<洗い張り>です
この頃は見かけませんが、一昔前はご自宅でやられていました。

着物を解く・・て大丈夫なの?と聞こえてきそうですが
ここが着物のスゴイとこです
着物を解くとパーツ、パーツに分かれます それをつなぎ合わせると購入時の様に丸巻きの反物に戻るのです。
すごいでしょう!
そうです、だから着物はまた別の寸歩で仕立てる事が出来るのです。
誰が考えたの究極のエコですね
解いては仕立て、解いては仕立て、思い出の着物を娘さん寸法で縫ったりして着継いでいくものなのです。
さらに洗い張りをすることにより絹が蘇り再び絹らしい光沢を回復します。

あかねやの振袖のお客様の大半はレンタルですが、その次に多いのがお母様の着物を直して着られますよ。
(つい話が宣伝になってしまいますね。)

丸洗いは着物のまま洗います
洗いはりは解いてしまいますので、再仕立てが必要ですので割高になります。

どう使い分けるかといいますと、ほとんどの場合は丸洗いで大丈夫ですが、仕立て変える場合や、とても重いシミや絹の風合いが無くなってきてる場合は洗い張りをお勧めします。
着物好き応援店(あかねや)としては格安で承ってますのでお気軽にお問い合わせください。(又、コマーシャルです)

最後に絹は虫食いはほとんど心配いりません
それよりも湿気を嫌います
陰干しが一番ですが
現代人はお忙しいと思いますので着物をタンスから出して着物を包むタトウ紙を開けておくだけでもかなり湿気が放出されます 帰宅後 タンスにしまう
それだけでもかなり違いますので是非やってください。
かわいそうな着物達になり替わりお願いいたします。
それではまた・・・(佐々木) 

当店には全国から洗い物が送られてきます
見積もりさせて頂きますよ。


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